フリースタイルでアジア諸国を旅して回っている人は特に、観光地などで一息付こうと休憩していたりすると、その瞬間を見計らったように地元の人が話しかけて来て、始めは世間話からスタートし、良いお土産物屋を知っているから、あるいは良い宿を知っているからと言う話になり、旅行者が勧められる場所に興味を示すと、口頭でその場所を教えるのではなく、「自分が直接案内する」というシチュエーションに持ち込もうとする人に出くわすと思います。
また、観光地を訪問するために地図を片手に歩いていると、地元の人が話しかけて来て、「自分もそっちの方向に行く用事があるから、その場所まで案内する」などと言っては「同行したがる人」は多いのではないかと思います。こういう必要以上に「同行したがる人」は、間違いなく、外国人旅行者の「連れ込み屋」という、一種の職業に携わっている人が多いのです。
連れ込み屋は旅行者に対してあからさまな犯罪を働くということはめったにないのですが、旅行者をダシにして一儲けしているという点については、その手の犯罪者と同じです。連れ込み屋の大変しつこい手口に引っかかると、損した気分にはならなかったとしても、旅行の楽しい気分や、その国に対する印象を大きく害する部分は否定できず、「できれば縁を持ちたくない人種」であることは間違いないと思います。