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下心

せっかくわざわざ海外旅行に出かけるのですから、悪徳仕事人のことを気にするあまり、旅行が楽しめなくなるということも避けたいものです。自由自在に観光地を歩き回ったり、地元の人々との話しを弾ませたり、いろいろな場所で買い物を楽しんだりというのは海外旅行の一番の楽しみであるからです。

ですが、日本人に近づいてくる地元の人々は、犯罪を企む者ではないにしても、何らかのきっかけで日本人と知り合い、連絡先などを交換してその後も繋がりを持ち続けたいという下心を持っている人は少なくないのです。それは、日本という国が多くのアジア諸国の人々の憧れの国であることの表れで、その国民としては嬉しく、誇らしく思える部分もあります。

特に発展途上国が多いアジア諸国では、日本を訪問するためには必ず何らかの形で滞在ビザを取得しなければなりません。日本人は日本国の発行するパスポートさえ持っていれば、制限期間内は自由に出入りできる国が世界中にあるので、そういう、どういう手口を使っても何らかのきっかけを掴みたがる発展途上国の人々の心理が理解できないかもしれません。

ですが、彼らが日本を訪問するためには必ず、日本人の身元保証人と、その人によって作成された保証人証明書、銀行預金証明書などが必要とされ、日本に知り合いがいなければ、日本滞在の夢は100%現実化することはあり得ません。そのため、日本人から見れば単なるあいさつ代わりの連絡先交換という行為にも、相手の地元の人には大きな期待、言い方は悪いかもしれませんが、「下心」が隠されている場合もあるのです。

悪徳仕事人から身を守ることに加え、このような一般人の心理に関する認識を持ち、自分の行動、言動には充分に注意を払いながら旅行を満喫しなければならないのです。

事故のない旅行のために

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